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Domaine Ponsot
ドメーヌ・ポンソ


モレ・サン・ドニを代表する作り手の一人。
ただ味わいは亜硫酸を控えてる事もあり、かなり個性的。
運よく保存状態の良い熟成したポンソを見つけられれば
きっと華やかな香りに出会えるでしょう。

ドメーヌ・ポンソ
21 Rue de la Montagne,21220 Morey-Saint-Denis, France
Tel: +33 3 80 34 32 46

Le Guide des Meilleurs Vins de France2022 ★★★
ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2022 3ツ星

Le Nouveau bettane&desseauve2022 ★★★★★
ル・ヌーヴォー・ベタンヌ&ドゥソーヴ2022 5ツ星

 

Vineyards
所有畑

Rouge

Chambertin Grand Cru 0.14ha
シャンベルタン グラン・クリュ

Chapelle Chambertin Grand Cru 0.47ha
シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ

単に醸造施設のスペースが足りないという理由で、1989年までシャペル・シャンベルタンのブドウは他所に売られていたという。しかしながら、ポンソのシャペルは堅牢なスタイルで、これぞジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュというべきもの。
~インポーター資料より~

Griotte Chambertin Grand Cru 0.89ha
グリオット・シャンベルタン グラン・クリュ

ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュでは最小のグリオット・シャンベルタン。ポンソの区画はメタイヤージュ(折半耕作)だが0.89haはこの畑の耕作面積として最大を誇る。グリオットはジュヴレ・シャンベルタンでは異質のエレガントなワインを生み出す。香りは名前のとおりグリオット(ダークチェリー)のよう。
~インポーター資料より~

Clos de la Roche Grand Cru ​Vieilles Vignes 3.35ha
クロ・ド・ラ・ロシュ

クロ・ド・ラ・ロッシュ最大の所有者であり、リュー・ディ・クロ・ド・ラ・ロッシュの大部分を所有する。つまりポンソのクロ・ド・ラ・ロッシュこそ真のクロ・ド・ラ・ロッシュということになる。ポンソのワインはグラン・クリュであっても決して色調がくどくなく、しかし、力強さがみなぎっている。長期熟成のポテンシャルは素晴らしく、熟成のピークを迎えたこのワインはまさに多面的な複雑さを見せる。
~インポーター資料より~

Clos St Denis Grand Cru ​Vieilles Vignes 0.38ha
クロ・サン・ドニ グラン・クリュ

Chambolle Musigny 1er Cru ​Les Charmes 0.58ha
シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・シャルム

Morey St Denis 1er Cru Cuvee ​des Alouettes 1.29ha
モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ キュヴェ・デ・ザルエット

プルミエ・クリュ・モン・リュイザンで栽培されるピノ・ノワールから造られたワイン。標高300メートルを越える高地であり、フローラルでデリケート、しかしストラクチャーはしっかりした赤ワインが生み出される。
~インポーター資料より~

Chambolle Musigny Cuvee ​des Cigales 0.31ha
シャンボール・ミュジニー キュヴェ・デ・シガール

Morey St Denis Cuvee des Grives 0.62ha
モレ・サン・ドニ キュヴェ・デ・グリヴェ

プルミエ・クリュのアルーエット(ヒバリ)に対して村名はグリーヴ(ツグミ)。ブラックベリー、ダークチェリー、それによく熟したラズベリーのアロマ。一般的な村名モレ・サン・ドニからすればデリケートなタッチ。タンニンはキメ細かく、ビロードのような喉越し。
~インポーター資料より~

Gevrey Chambertin Cuvee de ​l'Abeille 0.51ha
ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・ド・ラベリ


Blanc

Morey-St-Denis Blanc Clos des Monts Luisants 0.98 ha
モレ・サン・ドニ ブラン クロ・デ・モン・リュイザン

05年にようやくINAOの許可が下り、アリゴテ100%が認められることになった。畑はクロ・ド・ラ・ロッシュの上で非常に表土が薄い。古樽での発酵だが、窒素置換する以外、亜硫酸をまったく添加せずに造られるこの白ワインは独特の風味。まずアリゴテとわかる人はいない。複雑で力強く、それでミネラルによるエレガンスの際立ったワイン。
~インポーター資料より~



事実上の酸化防止剤無添加を実践するモレを代表する伝統的大ドメーヌ
モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。その歴史はデュジャックより100年も遡る。
2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主を務める。
ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画している。醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務める。ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はない。
ポンソではブドウ栽培もワイン醸造も人の介入を可能な限り排除。ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培をとる。
剪定をコルドン・ロワイヤにすることで樹勢を抑え、低収量を実現。腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、選果は必ずブドウ畑で行う。
手摘みは当然だが、摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運ぶ。 醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローでポンプは一切使わない。
ブドウの状態はヴィンテージによって異なるため、その年々に応じた対応をとる。梗を残すか残さないか、ピジャージュの頻度はどうするか、そうしたことに一切決まりはない。
一方、発酵容器に使い古した木桶を使用し、熟成用の小樽も古樽(5〜20年もの)、酸化防止剤である亜硫酸の使用は極力抑えるという原則は毎年一貫している。
亜硫酸はまだ発酵の始まらない破砕前に小量加えるものの、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護する。
瓶詰め時にさえ亜硫酸の添加はない。
クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ1級クロ・デ・モン・リュイザン・ブラン。これらモレの珠玉のクリマがポンソを代表するワインだが、ここ10年の間にラインナップが大幅に増えた。
シャルム・シャンベルタン, クロ・ド・ヴージョ、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ……。じつに豪華絢爛である。
かつてシャルドネやピノ・ブランも混ぜられていたクロ・デ・モン・リュイザン・ブランは、今日、1911年に植樹されたアリゴテの古木100%から造られている。 とかくシャルドネよりも劣ると見られがちなアリゴテだが、収量を抑えればこれほど見事なワインになるのかというよいお手本だ。
ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しづらい印象を受ける。しかしながら、理想の状態で熟成させたワインは、驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれる。まさに投資に値するワインといえるだろう。



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