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Jean Grivot
ジャン・グリヴォ


Jean Grivot
6 Rue de la Croix Rameau, 
21700 Vosne-Romanée, France
Tel: +33 3 80 61 05 95

Le Guide des Meilleurs Vins de France2022 ★★☆
ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2022 2ツ星

Le Nouveau bettane&desseauve2022 ★★★★☆
ル・ヌーヴォー・ベタンヌ&ドゥソーヴ2022 4ツ星


Vineyards
所有畑

Richebourg 0.32ha
リシュブール

グリヴォはリシュブールの区画をロマネ・コンティ寄りに所有する。84年にエティエンヌの父、ジャンが入手したものだ。樹齢60年以上の古木から生まれるこのワインは、並外れたパワーと均整のとれたエレガンス。ヴォーヌ・ロマネのモノポール群を別格とすれば、やはり最高のクリマであることを実感させる、計り知れないエネルギー。
~インポーター資料より~

Clos de Vougeot Grand Cru 1.86ha
クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ

クロ・ド・ヴージョには7番目に大きな1.87haの面積を所有。その位置は斜面下部の国道沿いながら、樹齢40年の樹から驚くほど力強いクロ・ド・ヴージョが生まれる。飲み頃には時間のかかるワインだが、頂点に達した時はスミレの香りに包まれ、まろやかな飲み心地。トリュフや湿った土のフレーバーがアフターを彩る。
~インポーター資料より~

Echezeaux Grand Cru 0.85ha
エシェゾー グラン・クリュ

Vosne-Romanee 1er Cru ​Les Beaumonts 0.78ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボーモン

特級エシェゾーの近くに位置する1級畑。ラズベリーやチェリーなど赤い果実が甘美に香り、豊満でまろやかな風味。さほど熟成させずとも、若いうちから充実感のある果実味を堪能できるクリマ。その一方でもちろん、長期熟成にも十分耐えるストラクチャーをもつ。
~インポーター資料より~

Vosne Romanee 1er Cru ​Les Brulees 0.26ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ブリュレ

Vosne Romanee 1er Cru ​Les Chaumes 0.15ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ショーム

Vosne Romanee 1er Cru ​Les Suchots 0.22ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・スショ

Vosne Romanee 1er Cru ​Les Reignots 0.07ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・レニョ

Vosne Romanee 1er Cru ​Les Rouges 0.34ha
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ルージュ

特級エシェゾーの真上に位置する1級畑。ほとんど知られていないクリマだがそれもそのはずで、この名前でワインを瓶詰めしているのはグリヴォとセシル・トランブレイくらいのもの。小石だらけのやせた土壌であり、繊細でエレガント、しなやかな飲み心地のワインを生む。
~インポーター資料より~

Nuits St Georges 1er Cru ​Les Boudots 0.85ha
ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ブド

Nuits St Georges 1er Cru ​Les Pruliers 0.76ha
ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・プリュリエール

Nuits St Georges 1er Cru ​Les Roncieres 0.50ha
ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール

Nuits St Georges Lavieres 0.62ha
ニュイ・サン・ジョルジュ ラヴィエール

Nuits St Georges Les Charmois 0.52ha
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャルモワ

Chambolle Musigny Combe ​d’Orveaux 0.62ha
シャンボール・ミュジニー コンブ・ドルヴォー

Vosne Romanee Les Bossieres 0.78ha
ヴォーヌ・ロマネ レ・ボワシエール

Vosne Romanee 2.97ha
ヴォーヌ・ロマネ




ベルベットのような喉越しが特徴であり、エレガンスを地で行くドメーヌ。

18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。
現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。祖父のガストンは初めてディジョン大学で醸造学の学士を修めた人物であったという。
今日、ドメーヌ・ジャン・グリヴォは全体で14haほどの畑を所有。本拠地のヴォーヌ・ロマネのほか、ニュイ・サン・ジョルジュにも数々のクリマがある。これはエティエンヌの祖母、マドレーヌが婚資としてもたらしたもの。余談ではあるが、マドレーヌの旧姓もグリヴォといい、ただし両グリヴォ家の間に血縁関係はないらしい。
ガストンの死去にともない、55年にジャンがドメーヌを継承。59年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築いた。
エティエンヌがボーヌの醸造学校を卒業し、ドメーヌ入りしたのは82年。夫人はサヴィニー・レ・ボーヌの名門、ドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹であるマリエルだ。若かりし頃、シャンボール・ミュジニーのクリストフ・ルーミエとビーズ家に試飲に出かけ、そこで出会ったマリエルに一目ぼれ。ワイン造りの家系の男とは結婚しないと決めていたマリエルを、何年もかけて口説き落としたという。
エティエンヌ・グリヴォの造るワインはじつにヴォーヌ・ロマネらしい。たおやかで、包容力があり、誠実な印象を受ける。まさにエティエンヌそのものの人物像を写し取ったかのようだ。
ヴォーヌ・ロマネのクリマはそもそもそのような性格だから当然としても、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・プリュリエ、ロンシエール、オー・ブードまでヴォーヌ的なのは驚くかもしれない。
ヴォーヌに近いオー・ブードはとくにその印象が強く、ニュイ・サン・ジョルジュにありがちな骨太で角張った様子がほとんど感じられない。
エレガンスとひと言でいってしまえばよいのだろうか。ベルベットのような喉越しは、このドメーヌのワイン共通の特徴といえるだろう。
~インポーター資料より~