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Georges Mugneret Gibourg
ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール


Georges Mugneret Gibourg
5 Rue des Communes, 
21700 Vosne-Romanée, France
TEL: +33 3 80 61 01 57

Le Guide des Meilleurs Vins de France2022 ★★☆
ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2022 2ツ星

Le Nouveau bettane&desseauve2022 ★★★★☆
ル・ヌーヴォー・ベタンヌ&ドゥソーヴ2022 4ツ星


Vineyards
所有畑


Echezeaux Grand Cru 1.24ha
エシェゾー グラン・クリュ

Les Rouges du Bas レ・ルージュ・デュ・バ
Les Quartiers de Nuits レ・カルティエ・ド・ニュイ

斜面上部のルージュ・デュ・バと下部のカルティエ・ド・ニュイからなるエシェゾー。前者のタイトでミネラリーな性格と、後者のパワフルでリッチな性格が一体となり、見事なバランスのエシェゾーに。香りはスミレやバラなどのフローラルさと赤スグリやダークチェリーの果実香にスパイシーさが混じる。エレガントで奥行きの深い味わい。
~インポーター資料より~

Ruchottes Chambertin Grand Cru 0.64ha
リュショット・シャンベルタン グラン・クリュ

Georges Mugneret Gibourg
Ruchottes Chambertin 









アンリ・ジャイエはミュニュレ・ジブールのリュショットを飲み、「ヴォーヌ仕立てのシャンベルタン」と喩えたという。コンブ・ラヴォーの下に位置し、土壌は痩せ、石ころの転がる畑。ラズベリーやダークチェリーのアロマに甘草のスパイシーさ。タイトなボディがフィネスを生み、キメ細かなタンニンが力強さを感じさせる。
~インポーター資料より~

Clos Vougeot Grand Cru 0.34ha
クロ・ヴージョ グラン・クリュ

ミュニュレ・ジブールのクロ・ヴージョはシャトーの真下。小石が多く、粘土の少ない区画である。ドメーヌでは「リュショット・シャンベルタンの強さとフィネス、エシェゾーのエレガンスの折衷」という。ストラクチャーが感じられる一方、タンニンはキメ細かくしなやか。長期熟成のポテンシャルは高い。
~インポーター資料より~

Chambolle Musigny ​Les Feusselottes 0.46ha
シャンボール・ミュジニー レ・フスロット

Nuits St Georges ​Les Vignes Rondes 0.27ha
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ヴィーヌ・ロンド










Nuits St Georges Les Chaignots 1.27ha
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョ

Nuits St Georges 0.21ha
ニュイ・サン・ジョルジュ

Combe du bas コンブ・デュ・バ
ショームに隣り合う、リューディーでBas du Combeと表記されることが多いが
ミュニュレ・ジブールではこの表記を使う。

Vosne Romanee 3.08ha
ヴォーヌ・ロマネ

Les Chalendins レ・シャランダン
Le Pré de la Folie レ・プレ・・ド・ラ・フォリー
Les Champs Gourdin レ・シャン・ブルダン
La Colombière ラ・コロンビエール
Les Croix Blanches レ・クロワ・ブランシュ










シャランダン、ル・プレ・ド・ラ・フォリー、レ・シャン・グルダン、ラ・コロンビエール、レ・クロワ・ブランシュと、ヴォーヌ・ロマネの北から南までの区画をアッサンブラージュ。スミレの花のようなフローラルさに、ラズベリーや赤スグリの果実香。ピュアではっきりとしたキャラクターをもち、緻密でエレガントなスタイル。
~インポーター資料より~

Bourgogne Rouge 0.85ha
ブルゴーニュ ルージュ

Lutinieres リュティニエール

ヴォーヌ・ロマネの最南端に位置する「Lutinieres」から。1931年までは、ヴォーヌ・ロマネ・ヴィラージュAOCに指定されていた区画。
~インポーター資料より~


ミュニュレ・ジブールとジョルジュ・ミュニュレがひとつにまとまり、2009年ヴィンテージからジョルジュ・ミュニュレ・ジブールとなった。
前者は現当主マリー・クリスティーヌとマリー・アンドレの姉妹の祖父母が所有していた畑、後者は父ジョルジュ・ミュニュレが自身で広げた畑から構成されるドメーヌで、それまではラベルの意匠は変えず、ドメーヌ名のみ異なっていた。

ジョルジュ・ミュニュレの本職は眼科医だったが、長い闘病の末、1988年に没。ディジョンで薬剤師をしていたマリー・クリスティーヌがドメーヌに戻り、続いて大学で醸造学を学んでいたマリー・アンドレが1992年に加わった。現在、マリー・クリスティーヌがおもに栽培を、マリー・アンドレがおもに醸造を担当している。
所有する畑はジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュと広範囲におよび、今でも旧ミュニュレ・ジブールの畑はファブリス・ヴィゴやパスカル・ミュニュレなど優秀な小作人に折半耕作の形で貸し出されている。
またフレデリック・エスモナンのアンドレ・エスモナンの話では、特級リュショット・シャンベルタンの畑はヴォーヌ・ロマネから遠いため、彼らが代わって栽培作業をしているそうだ。

ブドウは収穫後、選果台で厳しく選別され、100%の除梗。4〜5日の低温マセレーションの後、アルコール発酵。必要以上の抽出は望まないのが姉妹のポリシーだ。
トータルで14〜20日のキュヴェゾンの後、樽詰め。新樽の比率は村名で30%、1級畑で40〜45%、特級で70%。樽熟期間は18ヶ月である。

女性の手になるからではないだろうが、ワインはじつにエレガントな造りで、堅牢なリュショット・シャンベルタンですらしなやかさが感じられる。
このドメーヌのリュショットを飲んだ故アンリ・ジャイエは、「ヴォーヌ・ロマネ村のリュショット」と表現したという。
エシェゾーはもっとも標高の高いルージュ・デュ・バと低地のカルティエ・ド・ニュイからなる。 小作人もそれぞれ異なり、性格を異にするふたつのクリマがアッサンブラージュされることにより、複雑でかつバランスのとれたエシェゾーを生む。

じつのところ、もっともお値打ちなワインはブルゴーニュ・ルージュ。リュティニエールというヴォーヌ・ロマネの南東に位置するこの区画は、AOCが出来る前は村名ヴォーヌ・ロマネと見なされていた。
なお、畑名のないジュブレ・シャンベルタン1級はリュショット・シャンベルタンの若木から造られるワインだが、樹も十分に育ったため2012年から本来のリュショット・シャンベルタンとなる予定である。
~インポーター資料より~