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Philippe Charlopin
フィリップ・シャルロパン


フィリップ・シャルロパン
18 Route de Dijon, 21220 Gevrey-Chambertin, France
Tel: +33 6 24 71 12 05


Vineyards 
所有畑

Rouge

Chambertin Grand Cru 0.21ha
シャンベルタン

Charmes Chambetrin Grand Cru 0.30ha
シャルム・シャンベルタン

Mazoyeres Chambertin Grand Cru 0.30ha
マゾワイエール・シャンベルタン

Mazis Chambertin Grand Cru 0.09ha
マジ・シャンベルタン

Clos St Denis Grand Cru 0.17ha
クロ・サン・ドニ

Bonnes Mares Grand Cru 0.12ha
ボンヌ・マール

Clos de Vougeot Grand Cru 0.41ha
クロ・ド・ヴージョ

Echezeaux Grand Cru 0.33ha
エシェゾー

Gevrey Chambertin 1er Cru Bel Air 0.24ha
ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ベレール

Gevrey Chambertin Evocelles 0.30ha
ジュヴレ・シャンベルタン エヴォセル

Gevrey Chambertin La Justice 1.00ha
ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジュスティス

Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 3.00ha
ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ

Morey St Denis 0.40ha
モレ・サン・ドニ

Chambolle Musigny 0.63ha
シャンボール・ミュジニー

Vosne Romanee 0.38ha
ヴォーヌ・ロマネ

Fixin (Rouge & Blanc) 0.55ha
フィサン

Marsannay En Montchenevoy 1.00ha
マルサネ アン・モンシュヌヴォワ

Marsannay Les Echezots 2.30ha
マルサネ レ・ゼシェゾ

Marsannay 0.27ha
マルサネ

Marsannay Rose 2.00ha
マルサネ ロゼ

Blanc

Corton Charlemagne Grand Cru 0.21ha
コルトン・シャルルマーニュ

Pernand Vergelesses 1er Cru Sous Fretille 0.50ha
ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ スー・フレティーユ

Puligny Montrachet 0.18ha
ピュリニー・モンラッシェ

Chassagne Montrachet 0.25ha
シャサーニュ・モンラッシェ

Pernand Vergelesses (Rouge & Blanc) 0.75rha
ペルナン・ヴェルジュレス

Aloxe Corton 0.15ha
アロース・コルトン

Chablis 1er Cru Cote de Lechet 0.23ha
シャブリ プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ

Chablis 1er Cru Beauroy 0.35ha
シャブリ プルミエ・クリュ ボーロワ

Chablis 1er Cru L'Homme Mort 0.70ha
シャブリ プルミエ・クリュ ローム・モール

Chablis 2.30ha
シャブリ

Petit Chablis 1.30ha
プティ・シャブリ


フィリップ・シャルロパンは、トップドメーヌがひしめくジュヴレ・シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手だ。1976年に1.5haのささやかな畑とともに自身のドメーヌを設立。その後少しずつ畑を広げ、現在では25haの所有畑から35のアペラシオンのワインを手掛けている。
8つのグランクリュを含むこの絢爛たるラインナップにふさわしく、彼のワインは華やかな果実とアロマに満ちている。そのゴージャスな味わいから、時にはテロワールよりも『シャルロパンのスタイル』が強調されていると評されることもある。確かに彼のワインは濃厚なスタイルだが、それは各畑独自のキャラクターを凝縮した完熟ブドウの持てる全てをワインに反映させた結果である。彼の作品にじっくりと向き合えば、そのふくよかな味わいの中には、ピノ・ノワールの旨みとともに、畑の個性とブルゴーニュならではの精緻さが密に詰まっていることが分かるだろう。2006年に新設された醸造施設が、家族経営のブルゴーニュのドメーヌとしては並外れて大規模であるのも、テロワールの違いを表現するためだ。140もの区画に分かれた畑に対応するために、発酵用の小さなステンレスタンクがずらりと並ぶ様子は壮観である。
畑自身にテロワールを表現させることを目指すフィリップは、自然なワイン造りをモットーとしている。栽培はリュット・レゾネで行い、除草剤や殺虫剤は使わない。低収量にこだわる彼は、自然と収量が低くなる古樹を大切にしているため、所有畑の樹齢は高い。
駆け出しの頃はブドウを房ごと発酵させたり、バトナージュを多用していたが、現在ではなるべく人為的な干渉を避けた醸造を行っている。フィリップがアンリ・ジャイエの愛弟子であったことは広く知られているが、彼のワイン造りの随所に師の影響がみられる。ブドウは全て除硬し、バトナージュではなく、長い低温浸漬でエキスを抽出する。この手法でワインを造るためには本当に熟した健全なブドウが必要だという彼の選果は厳しい。一部のワインにはボルドーのトップシャトーで使われる光学式の選果台も使うほどである。アルコール発酵は必ず自然酵母で行い、補酸も決してしない。近年では新樽の使用も控えており、ワインは瓶詰めまで澱引きされることなく長期間熟成される。
畑の個性を体現してこそグランヴァン、という彼のワインには、時代の寵児たる風格すら感じられる。
~インポーター資料より~


ブルゴーニュワインガイド

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