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Denis Mortet
ドニ・モルテ


ドニ・モルテ時代はかなり強い造りだったが
アルノーの代になって少し優しい味わいに、、

Denis Mortet
ドニ・モルテ
22 Rue de l'Église, 21220 Gevrey-Chambertin, France
Tel:+33 3 80 34 10 05





Vineyards
所有畑

Chambertin Grand Cru 0.15ha
シャンベルタン グラン・クリュ

モルテは小さいながらも斜面の上から下まで区画を所有し、リッチで筋肉質、かつタイトで洗練されたシャンベルタンを造ることができる。コンブ・グリザール(グリザールの谷)から流れ込む冷たい風が、夏の暑さを和らげ、端正なスタイルのワインとなる。凝縮感に溢れ、パワフルながらタンニンはじつに緻密で果実味の中に融合。特級シャンベルタンの中でも最高ランクの逸品。
~インポーター資料より~

Clos de Vougeot Grand Cru 0.31ha
クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ

クロの北東端。標高240mの斜面下部だが、しっかりとした凝縮感と奥深さを備え、黒い果実と甘草のスパイシーさ。それに土っぽいニュアンスが複雑に絡み合う。タンニンは緻密で堅牢なストラクチャー。長期熟成型の偉大なるワイン。
~インポーター資料より~

Gevrey-Chambertin 1er Cru ​Champeaux 0.41ha
ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ シャンポー

ジュヴレ・シャンベルタンの北端に位置する1級畑。北の丘なので1級だが、クロ・サン・ジャックやカズティエと同様、特級に匹敵するとされる。この畑は馬で耕作。色調からして深みがあり、香りはブラックベリーやダークチェリーなど黒い果実が主体。味わいの凝縮感も高く、緻密なタンニンがストラクチャーを構成する。スパイシーな余韻が止めどなく続く。
~インポーター資料より~

Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux ​St-Jacques 1.16ha
ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック










コンブ・ド・ラヴォー(ラヴォーの谷)の入り口に位置する1級畑。斜面は真南を向き陽当たりのよい反面、谷を流れる冷たい風が夜間の気温を押し下げる。これにより凝縮感がたっぷりで複雑、タイトで酸のバランスに優れたジュヴレ・シャンベルタンを生み出す。
~インポーター資料より~

Gevrey-Chambertin 1er Cru 0.51ha
ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ

シェルボード0.1180ha、プティット・シャペル0.0318ha、シャンポネ0.2793ha、ベレール0.0807haをアッサンブラージュ。各クリマの特徴が融合した結果、ドメーヌで最も魅惑的で飲み頃の早いジュヴレ・シャンベルタンに仕上がっているという。堅牢なストラクチャーをもちながらも、喉越しはビロードのように滑らかで、凝縮感溢れる果実のフレーバーが心地よい。
~インポーター資料より~

Chambolle-Musigny 1er Cru Les ​Beaux Bruns 0.22ha
シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ボー・ブリュン

村の下のほうに位置する1級畑だが、小石が多く、石灰質が強いため水はけは良好。赤い果実の香りが華やかで、しなやかでシルキーなテクスチャーをもつワイン。アルノーが造るようになり、よりテロワールのキャラクターがくっきりとしてきた。
~インポーター資料より~

Gevrey-Chambertin En Champs 0.86ha
ジュヴレ・シャンベルタン アン・シャン

Gevrey-Chambertin Mes Cinq Terroires4.34ha
ジュヴレ・シャンベルタン

アン・マトロ0.35ha、オー・ヴェレ1.3ha、それに他の村名畑0.85haをアッサンブラージュ。アン・マトロのストラクチャーとオー・ヴェレのしなやかさが一体となった、バランスのよい村名ジュヴレ・シャンベルタン。豊かな果実味と同時に堅牢さも感じられ、アフターにはスパイシーな余韻が続く。
~インポーター資料より~

Fixin 0.32ha
フィサン

Marsannay Longeroies 1.00ha
マルサネ ロンジュロワ




父の遺志を継承しつつ さらにエレガンスを求める

今日、ドメーヌを運営するのは故ドゥニ・モルテの長男アルノー・モルテ。
2006年、24歳の若さでこの名高いドメーヌの運営を任されることとなった。専門学校を中退し、メオ・カミュゼとドメーヌ・ルフレーヴで研修。
13歳の頃からすでに父の手伝いをさせられていたそうだが、2000年以降、フルタイムで働いている。

ドメーヌ・ルフレーヴで研修したのは自身もわずかながら白ワインを手がけ、ビオディナミにも興味があったため。ルフレーヴで働いた結果、ビオディナミの難しさを理解したという。

今日、11.2haの畑はきわめてビオロジックに近く、化学肥料、殺虫剤、除草剤には頼らない栽培がとられている。

ドゥニ時代のドメーヌのワインは、いかにもジュヴレ・シャンベルタンらしい、強い抽出と凝縮感をもつワインであった。

しかし、息子のアルノーは、抽出が強過ぎるのではないかと父の造るワインに疑問を抱き、2000年にそれを訴えて以降、ピジャージュの頻度を減らすようになったという。

醸造法は、原則として完全除梗(2009年のような暑い年は半分くらい全房を含める)のうえ、低温マセレーション。発酵容器はコンクリートタンクを使う。

1日1回のルモンタージュと2、3回のピジャージュ。新樽率も父の時代と変わり、以前はほぼ100%新樽熟成だったが、現在は村名ジュヴレ・シャンベルタンで60〜70%まで下げている。熟成期間は18ヶ月。

かつて5つの区画名入りジュヴレ・シャンベルタンを造っていたドゥニ・モルテだが、その後、それらをひとつにまとめた「ジュヴレ・シャンベルタン・メ・サンク・テロワール」に集約。それを今度は以下の3つのキュヴェに整理した。

アン・マトロとオー・ヴェレを中心とするノーマルの村名ジュヴレ・シャンベルタン。
コンブ・デュ・デゥシュとアン・ドゥレを中心に樹齢70〜80年の古木を用いて造られる「ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ」。
それに1級シャンポーに隣接した、小石の多い樹齢70年の区画、アン・シャンのみから造られる、唯一の区画名付き村名「ジュヴレ・シャンベルタン・アン・シャン」だ。

アルノーの時代になり、ワインは力強さと同時にフィネスやエレガンスを備えたものとなり、口当たりはまろやかに、喉越しはスムーズに変化しているのは確か。

また、アルノーはマルサネやフィサンなどコート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに関心を寄せ、この地域の畑を増やしており、それらのワインの品質がすこぶる高い。
ジュヴレ・シャンベルタンに比べてその6割程度の価格で入手可能なマルサネやフィサンは、じつにお値打ちなワインである。
~インポーター資料より~




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